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いっぷく豆日記 vol.14

市民プールへ行くこと


今年の夏は前半、過酷なほどに暑かった。こんな時にはプールです。幸い我が家からさほど遠からぬところに市民プールがあるのです。
一昔前の新興住宅地の中、雑木林が残された公園の一角にあってプールサイドに林が接しているようなロケーション。残念なことに有料施設なので柵があってそのまま林に歩いていけるわけではありませんが、それでもこの手の施設にしては良い立地と言って良いと思います。

一定の時間毎に、全員水から上がるように指示され、数分の休憩。しばらくするとやおらラジオ体操第一の音楽が鳴り始め、入水前の準備運動を促されます。学校の授業じゃあるまいし、何でいちいちラジオ体操なんてという向きもあるかも知れませんが、僕は大歓迎。日頃萎縮してしまっている筋を伸ばすつもりで、この時とばかりにわざと大ぶりに勤しみます。これが結構気持ちよいのです。

今年は2度利用しましたが、去年のようなNHK奈良の取材(地域のトピックコーナー)に行き当たるようなこともなく、平和に水遊びを堪能出来ました。初回、風呂の残り湯のような、なま暖かい水温には少し驚きましたが、当日の気温と日差しを考えれば致し方ないところです。

こうして夏が過ぎ去った今、ひとつ心配事があります。
それは、来年から誰と一緒にプールに行くかということ。今年はかろうじて息子がホイホイついて来てくれましたが、来年の夏が来る頃には彼も高校を卒業して、どこで何をしているのやら。50過ぎのおっさんが一人で市民プールに来てはしゃいでいるのも気恥ずかしい気がします。かといって、これまで1度も誘いに乗った試しのないカミさんが付いてきてくれるとは考えられません。ウ~ン…

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# by ippuku-kousaku | 2017-08-23 20:09 | いっぷく豆日記

いっぷく豆日記 vol.13

目的地までの道はひとつじゃない


 スマホを使うようになってから、地図のアプリがナビゲーション機能にも優れていると気づき、車で遠出するときは重宝しています。ただでも方向音痴なので、一度行った場所に行くのにも道を間違えるくらいでしたが、ナビを聞きながらだと、間違えずにすみ、到着の時間が読めるようになりました。農講座の会場は滋賀県の草津市という今まで行ったことのない場所でしたが、ナビのお陰で、高速道路を通っての道のりも初回から安心して行って来られました。

 ところが先日、ナビの調子がおかしくなってしまいました。目的地を入力して道順を検索すると、出発地点が全く違う場所からになってしまうのです。それに、音声ガイダンスが出なくなり、無音。農講座に行く当日の車の中で気づき、焦りました。でも仕方がない。4度目に通る道だったので、ナビなしで記憶を頼りに進みました。高速道路の分岐では「勘」を頼りに左に入ったところ、「正解」でした。何ともヒヤヒヤものです。
 不具合はその後解消。しかもバージョンアップして、今までは目的地を入れて検索すると、有料道路を通る道しか出てこなかったのが、「有料道路を通らない」道を検索できるようになりました。比べてみると20分ほど時間がかかるだけです。ものはためし、奈良から草津まで、地道で行ってみることにしました。

 予想以上に快適!高速道路を通らないので、分岐点での切羽詰まった緊張感がありません。何より眺めがよい。谷間の道や田んぼや茶畑の見える道を延々と走ります。季節が違えばまたきれいだろうなと想像しながらリラックスして運転でき、とても気持ちよかったです。その上信号が少なく交通量も少ない!言うことなしです。集落に入ってからは少し道が入り組んでおり、やはりナビに頼ることになりそうですが、方向音痴の私が、ひとりで車で遠出する勇気を与えてくれたスマホのナビに感謝です。

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# by ippuku-kousaku | 2017-08-23 20:04 | いっぷく豆日記

いっぷく豆日記 vol.12

セルフケア


仕事柄、目を使うことが多いせいか、最近目の疲れが気になってきました。長時間パソコンの画面を見つめていると目が乾燥してくるので、目薬は必携です。それから、仕事の合間に目の周りをマッサージしたり、腕を回して肩のこりをほぐしたり。…端で見ているとびっくりするかもしれません。

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頭皮マッサージも目の疲れをいやしてくれます。美容室に行くと、カットの前にシャンプーをするのですが、軽い頭皮マッサージもしてもらえます。初めて頭皮マッサージを受けた時、手や足のように動かすわけではないのに、頭皮も疲れるんだなと、目から鱗でした。担当する女の子の素質もあるかもしれません。少しかたくなった頭皮に程よい指の力がかかると、目を見開いていたときの神経がほぐれるのか、とても楽になります。そのまま眠りに吸い込まれそうなくらい。でも残念なことに自分で自分の頭をマッサージしても同じようにほぐれません。あれは何故なんでしょうか。

もうひとつ気を遣っているのは「睡眠」です。特にパソコン仕事の前日は、日付が変わる前には必ず床につくことにしています。翌日の集中力が全然違います。できれば10時か11時には寝るといいようです。そこから晩ご飯の時間を逆算すると、少なくとも8時には食べ終えていなければなりません。寝る前の2時間は何も口に入れず、食べたものを消化しきってから眠った方が内臓が安まり、結果、眠りの質も高まります。そう考えると、晩ご飯の時間を今より早める必要が…。

すべて完璧とはいきませんが、せめて早寝を心がけたいと思います。 

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# by ippuku-kousaku | 2017-03-17 09:35 | いっぷく豆日記

いっぷく豆日記 vol.11

夢:昆虫「モニカアオイ」について


いきなり地味な1枚の紙の説明書が目の前にある。
それは小さく折りたたまれていたらしいたくさんの折り目が付いている。
「モニカアオイ」という濃い紺色の染料の原料となるムシについての説明書。

エサとなる植物を育てた上でその葉の上に小瓶に入っている液体を一滴ずつ置いていく。成虫は真っ黒なアブのようなムシ。2世代くらい育てると相当な頭数になり、エサとして栽培している植物も食い尽くす形になるので、その時点で捕獲して使用するとある。

半ば余り意味のなさそうな養殖方法をイメージさせる模式図が大きく書かれていて、最後に成虫、幼虫、卵、死骸を含めてミキサーのようなもので粉砕し、磨り潰して染料として使うと簡単に書いてある。しかし、全体の0.04%が作物の根を通じて土中に残り、想定外の繁殖をして他の農作物に被害が出ているという報道も同時に耳にする。

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この話を聞いたとき、「五倍子」のことを考えました。五倍子(ごばいし)、別名フシ(付子)は、ウルシ科の落葉小高木である薬用植物ヌルデの別名です。ヌルデの若葉などに一種のアブラムシが寄生し、その刺激によって植物組織が異常な発達を起こして出来たこぶ状の突起のことで、その虫こぶを染料として用います。五倍子はタンニンを多く含んでいて、鉄媒染で紫色に染まります。

 五倍子の方は植物染料ですが、ムシが関わっているので連想してしまいました。念のため「モニカアオイ」をネットで検索しましたが、見つかりません。本当に実在しないのでしょうか。夫の夢はあまりにもリアルで、不思議です。(ひ)


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# by ippuku-kousaku | 2017-03-16 09:36 | いっぷく豆日記

いっぷく豆日記 vol.10

夢:怪しい工具箱を拾うこと


路側には道と平行して朽ちかけの角材がたくさん放置されている。直行する向きに長細い工具箱が3つ置かれている。使えないほど古い訳でも壊れた風でもないその工具箱が気になって、それら工具箱の内、最も手近にあった、いちばん長さの短いものから開いてみた。

中からクッションの役割を果たしている朱色のゴム材で覆われた計測機械が出てきた。ゴム材は黒くくすんでいて、使い込まれたモノなのが分かる。小さな四角い窓が3つ並んでいて真ん中の小窓には赤い針が左に振り切る形で静かに止まっている。その右には数字が書かれた円筒が左右に回転して数値を示すメーター、左には読み取り方がさっぱり分からないが、中でボールが動くタイプのメーターが見て取れる。

針指しメーターの小窓の中には「ウラニウム」の文字が見える。
置かれている工具箱はどれも幅は同じくらいで長細い形をしている。中でも真ん中にあった工具箱は普通ならあり得ないくらい寸法が長い。開けてみると多少形は違うけれど、先に見た機械同様にメーターの小窓がついたモノが2つ出てきてやはりどちらにも「ウラニウム」の文字がある。最後に残った工具箱は空だった。

気味が悪くなり、工具箱も出てきた機械もそのままにして店に戻ったが、警察に通報した方がよいかも知れないと思って電話を借りるために事務所に入ったが誰もいない。いくつもある机の上にはそれぞれに電話機が設えられているので、受話器を取って110番するが外線に繋がらない。何のアンサー音さえしないのだ。

もしかしたら、工具箱から出てきた機械は放射性物質で汚染されてしまったから廃棄されたのではないか。だとしたら、その機械を触った僕も放射能汚染されているに違いないという考えが頭をよぎり、気持ちが焦る。
その時たまたま部屋へ入ってきた女性の事務員に事情を話して電話を外に掛けたいのだというと、真四角の紙に奇妙な線画が描かれたモノを差し出して、これと同じ模様をこの画面に描いてからダイヤルするように言われる。しくみは理解出来ないが、言われた通りにしてみる。でも、うまく電話が出来ないで気持ちが焦ったまま、目が覚めた。

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# by ippuku-kousaku | 2017-03-15 09:14

生命線をつむぐ暮らし


by ippuku-kousaku